高品質な塗装を実現するためには、塗装前の「前処理」が非常に重要です。
前処理工程では、製品表面の油分、汚れ、サビなどを除去し、塗料の密着性を高めるための下地づくりを行います。
弊社では、素材や用途に応じた最適な洗浄・脱脂・化成処理を施し、塗膜の剥離や劣化を防止。
これにより、外観品質の向上だけでなく、耐久性や防錆性といった機能性も大きく向上します。
長年の経験と実績に基づいた安定した処理技術で、お客様の製品に最適な塗装下地をご提供いたします。

鉄用:リン酸亜鉛皮膜処理

  • 鉄製品には、塗装前にリン酸亜鉛皮膜処理を施しています。
    この処理は、製品表面に微細で均一な結晶皮膜を形成し、塗料の密着性を向上させると同時に、防錆性も高める重要な工程です。
    また、後工程での塗装ムラや剥離を防ぐ効果もあり、長期間にわたる耐久性を確保します。
    弊社では、安定した皮膜品質を保つために、浴槽の成分管理や温度管理を厳格に行っております。
    日常点検
    ● 脱脂の際に「アルカリ残り」を防ぐため
    ● 純粋の管理を徹底

アルミ用:ノンクロム処理(クロムフリー処理)

  • アルミニウム製品には、環境配慮型のノンクロム処理(クロムフリー処理)を採用しています。

    クロムを含まず、環境負荷の少ない薬剤を用いることで、RoHSやREACHなどの環境規制に対応しつつ、十分な塗装密着性と耐食性を確保します。
    アルミ素材の特性に合わせ、処理条件を最適化し、安定した前処理品質を実現しています。

三価クロム処理(耐食性向上処理)

  • 特定の用途やお客様の仕様に応じて、三価クロム処理も対応しております。
    六価クロムに比べて毒性が低く、環境に優しい処理方法でありながら、高い耐食性と塗装下地としての性能を兼ね備えています。
    特に厳しい腐食環境下での使用が想定される製品において、耐久性の向上に寄与します。

    これらの前処理技術を通じて、株式会社サカイでは製品の用途・素材に応じた最適な下地処理を提供し、塗装品質の安定と長寿命化を実現しています。